【手足のショット】は見えない部分を多くとることで映画のサイズを大きく見せる。【棒読み演技】は情緒に頼ってない分、観る人の読解力を喚起する。【強調された環境音】は抽象的な物語をリアリズムに底上げする…
前の日にYouTubeでモンティパイソンを観てしまったため、最初のほうで首から血がピューっと出てくるところやヨロイがガチャガチャいうところでどうしても思い出して笑いそうになってしまいました。旗やバグ…
>>続きを読む無機質にも感じられる映像と甲冑の音による表現が卓越していて、かっこいいのだが、描かれているものたちそのものはどこかいなたく、そのアンバランスとも言えるマクロな構成がかえって絶妙な雰囲気をもたらす。
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【記録】
中世の宗教観、文化、生活様式。
ランスロとグニエーヴルの恋愛は現代的で、ランスロが離れようとし、離れられず、今度はグニエーヴルが疲れてくる。静かに熱い恋愛。当時を想像するだに、唯一の女性…
ブレッソンといえば「スリ」あたりしか観てないなぁと思いつつ、カラーだし雰囲気もなんか違うし中世だしと期待して観た。そしたらもう冒頭でザッシュザッシュと切られる甲冑の男たちの映像で始まって息を飲む。…
>>続きを読む前作、そして直前にみた「たぶん悪魔が」と映像の根本は変わらない手と足の描写。馬の疾走でさえ全身が映るのは微々たるもの。アクションシーンの細やかなカットはリドリースコットに受け継がれた?決定的なのは視…
>>続きを読む冒頭からかなりの暴力描写があるが、「アーサー王伝説」という割と崇高なイメージを持たれやすいテーマに対して「綺麗事は言わないですよ〜」という意思表示を観客にしているように見える、時代的、技術的に派手に…
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