他の作品ではあまり見られない新しい切り口の戦争映画。
重機とかのキャタピラーではなく、芋虫という意味のキャタピラー。
江戸川乱歩の「芋虫」の映画化作品ではないが、モチーフにはされているので、似てい…
戦後、四肢がなく、口もきけ無い、耳も聞こえ無い状態で帰還した日本兵。食欲と性欲だけの軍神を、寺島しのぶが過酷な状況に向き合う、若松孝二監督作品。
戦争の残した傷跡を、映像としてリアルに炙り出す傑作。…
主題が反戦なのは明らかなんだけど、夫の帰還を機に夫婦の主従関係が逆転して、徐々に妻が夫を支配していく様など、日常における人間関係の危うさが垣間見れて中々一筋ならではいかない一本かと。とにかく寺島しの…
>>続きを読む人間って何なんだろう。
彼は神だったのか、化け物だったのか、それ以前に人間だったのだろうか。
人って人の形をしているかどうかではなくて、理性をもって自分の野生や気持ちを相手のために少しでも使えるか…
お国のため、お国のため…
平和な時代に生まれたことに感謝せざるを得ない。
実父の「こんな姿で帰ってきても…」まさにその通りです。
変わり果てた姿の夫をひたすら世話をする話です。欲だけはある夫を献身…
江戸川乱歩は未読。
エンドロールの元ちとせの曲が凄まじく重たく心に響くので、飛ばさずに聴いてほしい。
作中でも言っていたけれど、喋れず聞こえずこんな芋虫状態で生きていると言えるのか。
軍神様と崇め…
ただただ、寺島しのぶさんの女優魂と迫真の演技に圧倒され続けた90分。第60回ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝いたその演技は、ものすんごい。この役は誰でもできるものではなく、寺島しのぶさんだからこそ完成…
>>続きを読む