このレビューはネタバレを含みます
アキ・カウリスマキの映画は、自分に余裕があるかどうかの指標になる。
人々に近いのは靴磨きと羊飼いらしい。好きな台詞。
過去のない男と浮き雲しか見てないから分からないけど、なんかこの映画は明るい気…
いつの頃からかカウリスマキの作風はとても温かい。
実際はそうでもなくかなり真摯な問題を取り扱っているのだが、それを見つめる視線が温かい。
靴磨きの仕事で生計を立てるマルセル。
ある日出会った移民の…
公開当時の世相が反映した、移民映画で、時々クスッと笑える部分や感動できる脚本展開で、思わず見入ってしまった。
カメラワークが素晴らしく、天才と言われるアキ・カウリスマキ監督の演出やカメラワークは素晴…
日芸映画祭の「移民とわたしたち」のうちの1作品。日本の版権切れてて、日芸の方がドイツの版元と交渉して特別上映してくれたんだそうだ。どうりでサブスクにないはずだわ。老人と少年の交流モノに弱い上に、国籍…
>>続きを読むこれはすごい!とんでもない映画!!
とはならなかった。
でも、カットの使い方やトラヴェリングが絶妙で特に、カレー行きのバスに乗り込む足だけを切り取ったショット。
あそこでわざわざそのショットを挟み込…
わりとノープランでうろうろ歩き疲れたので映画館へ
時間的にぴったりだったので鑑賞
金曜日15時半の回で満員ってすごいなあ。
めっちゃ泣いちゃった
目が語る
日芸の子ありがとう。移民のこと
優しいひと…
過去作にあるような精神性はカウリスマキらしく通底している一方で、本作はかなり前向きで希望に満ち満ちている。
ラストもあそこまで描き切るかといささか驚きではあったが、閉塞感の進展する現代を捉えるに必要…
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