このレビューはネタバレを含みます
監督アンソニー・マン×撮影ジョン・オルトンの名タッグによる、フランス革命期を舞台とした異色のフィルム・ノワール。
フランス革命勃発の直前。独裁を目論むロベスピエールの野望を粉砕するため、反対派のチ…
戦艦ポチョムキンに次ぐ、ショッキングな顔面クロースアップが見られる。それは恐らくアメリカ映画史上初めて、人間の顔面が発砲によって血に染まった瞬間でもある。
ラストで独裁者が死んでから新たな大物(彼が…
フランス革命劇とフィルムノワールの融合が凄まじい化学反応を起こした超絶傑作! アメリカの暗黒街はそのまま恐怖政治下のフランスへと置き換えられ、カーチェイスは馬チェイスへと変貌する。『Tメン』と似た潜…
>>続きを読むスリリングかつこれ程にない重厚感。
フランス革命を題材とした息もつかせぬ波乱の数々。
とても見応えのある1時間半だった。
悪名高いロベスピエールを主軸とし、振り回される主人公の立ち回りは、惚れ惚れし…
この世に存在する映画の中でも屈指の面白さ。
独裁者ロベスピエールによる処刑リスト=ブラックブックを巡る物語。フランス革命の時期が舞台のコスチュームものだけど、タッチはノワールそのもの。ジョン・オル…