たった一台の自転車を軸に
急速に発展する中国の街並と
その陰で日々を生き抜く人々との
矛盾と憂いをリアルに描いた傑作
確か観たのは かなり前だけど
『家族を想うとき』を観てから
ずっと考えて やっ…
残念ながら中国では共産党の検閲に引っかかってしまい公開禁止になったようだが、この時代の中国のリアルを切り取った素晴らしい映画であった。
農村から都会に出てきて郵便配達人として働くグイと、遊ぶのが好…
出稼ぎ少年と高校生の壮絶な自転車争奪戦。高校生は自転車が縁でできた恋人が、より格好良い自転車に乗る男に奪われてしまったので、男を石で殴り倒す。自転車がないと仕事にならない少年は、大切な自転車を壊した…
>>続きを読む2001年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を取っていますから、いわゆる娯楽映画ではなく、映画祭映画。
だから社会問題が浮き彫りになっています。大変、興味深い映画でした。
原題は17歳の自転車。
2人の1…
このレビューはネタバレを含みます
生きる術、所有、持たざる者、意地、若さ、愚かさ。
とても良い脚本。面白い。
出稼ぎ宅配少年グイ
高校生ジェン
グイのおじさん?
ジェンの同級生女
グイの近所の女
冒頭、配達会社の面接。受験者…
なんと鮮やかな映画なのだろうか。
タイトルの通りネオリアリズモにオマージュされた形式が問題なのではない。その中に生きる人々がなぜああも鮮やかなのか。あの雨の降る道路に制服に自転車の二人の高校生が他…