ハネケが描く終末のディストピア。災害か何かが起き、水や食糧が不足したヨーロッパ。理由は一切語られない。近い将来、日本でも起こるのでは?と思える状況だった。
人々がどう行動するかを淡々と見つめる作品…
ハネケ先生が描くディストピア。
文明崩壊により、理性より生存本能、利己心、暴力が優位になり、西洋での消費社会の生活を送ってきた人々が飢えた狼のように水、食料を求めて彷徨う。地球の本来の風景であり、極…
めちゃくちゃ”ディストピア・ポストアポカリプス・ドラマ”だ… 2003年、映画もデジタルの時代に全く現代的な要素のない荒廃した社会のリアリズムを描く。駅舎で起こることも絶妙にあり得そうで人間心理のツ…
>>続きを読む時として人は狼となるー。
人は個であると群れたがり、群れの中では個になりたがる。
絶望という状況下で浮き彫りになるのは人間の愚かな本性であり、
生に対して、ひたむきでがむしゃらな姿である。
こ…
人類が食糧難にあえぐ終末世界。
ジョルジュ、アンヌ、エヴァ、ベンの4人家族が物資を持って別荘を訪れると、そこには見知らぬ家族がいて、その中の男に銃を向けられる。夫のジョルジュが説得を試みるも射殺され…