山の焚火の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『山の焚火』に投稿された感想・評価

[] 99点

超絶大傑作。フレディ・M・ムーラー長編二作目。これまで観るのを躊躇っていたのを後悔しているくらい素晴らしかった。物語はスイス田舎村の山の中腹にある小屋で暮らす家族を追う。老夫婦には二…

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上手い映画っていうのはこういうのを言うんだろうなぁ、と思った。

描かれるのはただ山奥に住む四人家族の日常だけ。
それも何もないような毎日が、ひたすら淡々と綴られていく。
それだけなのに、日常を通し…

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ar1s
4.7

広大で恒常的な山岳・大自然と閉塞感たっぷりな家族の在り方が乖離しすぎているというか、均衡が取れているというか、コントラストで双方の特徴が浮き彫りになるというか

地球はすさまじく美しい惑星であるとい…

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3.7
狭すぎた、濃すぎた故の悲劇
4.0

人里離れた山奥で暮らす四人の家族。教師になるのを諦めた姉と、耳の聴こえない弟はとても仲良しだった。淡々とした地獄。田舎信仰に対する極端な批判とも受け取れる。人々の中で生活をしていればこんなことにはな…

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意外と古い映画で驚いた。

あらすじ通りにゆったり時が進んでいく感じ。
4.8

2025-53

良い映画って思ってもみなかったタイミングで出会うから面白い。だから新たに観続けるわけなのだけれど。

映像の色彩がずっと早朝4時-6時くらいの様相でそれがこの映画の暗さや淀みを表象…

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息が詰まりそうになるほどの窮屈な暮らしと時間が進むにつれ緊張感が高まる物語が、素晴らしい広大な自然の中で繰り広げられていることがとてもアンバランスな作品。

両親以外との関わりを一切与えられない極端…

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