悲しくてむなしくてやりきれない
タリーはあれよあれよという間に歳を取り、老害ムーブをかましてしまう三十路の老ボクサー。バーのジュークボックスに頭をガンガン打ち付けてこれまたどうしようもなさそうなオ…
『キッズ・リターン』のハヤシが出来上がるまでを見たような気分。
「初めてお前を見た時思った。芯のない男が立ってるぞと」
あのまま、ただただ老いていくんだろうか。
この時期のステーシー・キーチは心に…
ボクサーとトレーナーと興行主と娼婦とピンプ全員その業界の中で大したことのないやつらの映画。大したことないやつしか出てこない映画。
ジョン・ヒューストンって戦前から晩年80年代までその時代の潮流に応…
stranger『ジョン・ヒューストン特集』より2本目の鑑賞🎬
日雇い労働者で元ボクサーのタリーと、19歳の青年アーニーとの出会いを軸に、栄光なき男たちの戦いと生き様をリアルに描くボクシング・ドラ…
✔️🔸『ゴングなき戦い』(3.6)🔸『勇者の赤いバッヂ』(4.1)▶️▶️
ヒューストンの特集をやってたのは知ってたが、まぁいいや、という感じだった。が、一般的というより、好事家が最高傑作と声を…
この何とも言えない感じ。
アメリカンドリームを夢を見るが、現実は上手くいかず、ある種の諦念を描いている。ラストのアーニーの視点で、画が止まるシーンがなかなか印象深い。
監督のちょっとしたセリフや演…
巨匠ジョン・ヒューストンによるアメリカン・ニューシネマ時代の隠れた傑作。同題原作(1969)の映画化。原題「Fat City」とは“飛び切りの成功”を意味するジャズ・ミュージシャンの俗語。日本未公開…
>>続きを読む自分はコメディヒューマンドラマとして観た。ジムのコーチ陣が愛らしい。ジェフ・ブリッジスのかからないエンジンも、面白おかしく見えた。
多くの人たちが評価してる辛さや哀しさみたいな部分はほとんど感じるこ…