このレビューはネタバレを含みます
イヴなのかな、というのは彫刻と絵画のメタファーから予測していた。自由な愛とは、真理なる愛を追求することなんだろう。女性はそれを求めた。男は愛を固めようとした。
追記。エロースの彫像。
ラストは赦しを…
結構解らないかもなんだが、こんだけの会話劇で顔のアップを「ここぞ!」って場面以外採用せずに作劇出来る事に驚き。俳優の微細な動きによって、夫婦の視線は絶妙にズレていく。
彼、彼女らが繋がらぬ視線の先に…
ドライヤーの遺作だが、本作はドライヤーの女性観を色濃く反映しており、他作と比べるとプロットが少々違う作品。
常に視線が交錯しない形で撮られており、交わらない視線こそ、男女の本質的な関係を示唆してい…
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新年早々とてつもない映画を観てしまった……。何よりまず、モノクロの画面が美しすぎる。今まで観たモノクロ映画の中で一番きれい。照明も構図も、ものすごく巧みで凝っているからだろう。映画は光と影の芸術と…
>>続きを読む愛はいつでも先を行く。その後ろ姿を遠目に追い続けること、それを「愛した」と言うのだろうか。愛も老いる。手に入れたら、あとは失うだけだ。
一人の人間として、これまで愛について考えた。最期まで愛は手に…
(c) Danish Film Institute