20世紀初頭のコペンハーゲンを舞台に描かれる本作は、真実の愛を求めて揺れ動く1人の女性の内面を静かに、しかし深く掘り下げていく。主人公は、社会的地位を持つ弁護士の妻として安定した生活を送っているが、…
>>続きを読むこの映画の登場人物たちは不自然なまでに視線を交わしません。肝心なことを話すとき、彼らはそれぞれ別の方向に視線をやり、空虚な一点を見つめています。その多くが正面からのミドルショットで捉えれられるため、…
>>続きを読む「愛してる」「愛していない」の類の会話劇は大好きなのだが、この映画はどうにもこうにもピンと来ず、時代や身分が自分とかけ離れていることもあるんだろうけど、登場した時から(おいおいこいつは大丈夫か…)と…
>>続きを読む“ゲアトルーズ”と共に映画は終わった、
そう呟いても誰の胸も痛みはしないはずだ・・・
そう聞いていた作品をついに。
体感したく、目黒の夜遅くに、しかも月曜日に、行ってみた。
なので以下の分析不足を…
冒頭からゲアトルーズの視線が印象的。頑として目を合わせようとしない姿にゲアトルーズか秘めた恐ろしさを感じた。しかし、ゲアトルーズよりも男たちの方がデリカシーなかった。今作はその前に観た『奇跡』とは違…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute