ラース・フォン・トリアー監督の長編第2作。(ヨーロッパ三部作の②)
トリアー自身が演じる映画監督と劇中劇の医者役もトリアー。意外にもイケメン。ウド・キアもちょい役ながら若くてイケメンでびっくり。
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前半のゆるいバイブスから、どんどん雲行きが悪くなる道中を経て、女性が1人語りするクライマックスは圧倒的。正に呪いのビデオでしょ!?コワすぎ…。
エピデミックのタイトル表記が画面の端に表示されてる謎…
病める若き試み。いち映画ではなく世界の完成、あるいは未完の絶望。流布・伝播のメタファーにしては断片的すぎる、その歪さ。劇中劇、本編、そしてスクリーンの外側含めてそうですよと示さんとする「EPIDEM…
>>続きを読む幻想譚っちゅーかなんか編集バグってる胡散臭いメイキング映像を観てるようだったけどそれでも現実感と創作世界を曖昧にしているのはモノクロ映像と流れるタイミングがよくわからない変なBGM、そして双方シンク…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ラース・フォン・トリアー初期の実験的作品。モノクロ映像なのに常に左上に表示されている赤文字の"EPIDEMIC"、現実(荒い映像)に劇中劇(鮮明な映像)が侵食していくかのような構成、全編に散りばめら…
>>続きを読む画面上にタイトルロゴがずっと出ていて、それが最初はうっとうしくて、ブラウン管でゲーム起動したときの「早く消えろやビデオ2!」に似た気持ちがあったのだけど、ずっと表示されているものだから、逆に映像の暗…
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