「セブンス・コンチネント」につづく、「感情の氷河化」3部作の第2章。
豚の屠殺風景を映したビデオから物語が始まる。冒頭から映像の中の映像(二重のフィクション)を見ることになるわけだが、これによって…
ホラーやスプラッターを期待する人は大きな肩透かしを喰らうかもしれない。しかしこの作品の真価はミヒャエル・ハネケ監督のインタビューを見ることで理解できる。徹底的に余計なものを削ぎ落としたただの初心な殺…
>>続きを読む【第45回カンヌ映画祭 監督週間SACD賞】
『白いリボン』ミヒャエル・ハネケ監督作品。カンヌ映画祭監督週間に出品されSACD賞を受賞、ヨーロッパ映画賞では国際映画批評家連盟賞を受賞した。
ハネケ…
少女を殺した少年と、その一部始終を収めたビデオ、少女の死体と、殺した少年の両親。
モラルや人の気持ちなどない冷ややかな映画だった。
加害者(未成年)とその両親って、思ったより焦らないもんなのかなと…
久しぶりのハネケ。やっぱり、若いハネケは凄い!冒頭から飛ばして来ます。しかも作品中、何度も同じ豚の映像を観せられます。そして、不快なシーンの連続に少々疲れますが、らしさ満載で私は嫌いじゃなかったです…
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スーザンソンタグが指摘するところのブレッソンの物語性を増幅させた形で、彼がギリギリ間に合わなかったビデオ文化を描く。現実に対する認識がスクリーンという牢に閉じ込められるカスパーハウザー的悲劇。
現実…
ファニーゲームのあの青年が見知らぬ少女をノーカントリーのシガーが使っていたような屠畜銃で銃殺して、その犯行のビデオを真顔で両親に見せて、母親と共にエジプトへ旅行している間に父親が死体を始末する映画で…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
映像の中の豚は巻き戻せば生き返るし、また撃たれれば死ぬ。ある意味で牢獄のようなループに囚われている豚は映画のキャラクターそのものだと思った。少女を殺してしまっても焦ることなく日常の風景に溶け込んでい…
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