久々のシネマテーク、久々のジャック・ドゥミ。
序盤とラストのデモ隊と警官隊のやり取りは、歌詞もシンプルながら迫力があり良かった。
主要人物は恋愛なりなんなりでどうしょうもない連中ばかりだと思うが…
ドミニク・サンダ、やっぱり美しい。
ドゥミは「いつまでも帰ってこない男を待つ女」に強いオブセッションがある。だからこれは下宿の女主人の話。
夫と息子を亡くした女主人は、事故死した息子ではなく結婚し…
ジャック・ドゥミ30年越し企画(50年代に自身で書いた小説の映画化)オープニングに引き込まれた。裸に毛皮のドミニク・サンダなど登場人物達に翻弄された(大寺眞輔さんの人物の両義性描写の解説あった)ドヌ…
>>続きを読むあまりにも極端かつ感情的なキャラクターと徹底的に作り込まれた虚構の中で人間本来の嫌味な部分が炙り出されていく。当然ひたすら露出狂ファッションのドミニク・サンダがいつ服を着るかに俺の全注目は向けられた…
>>続きを読むジャック・ドゥミ監督作品。
港湾労働者がストライキをする港町ナント。冶金工フランソワ・ギルボーはヴィオレットという恋人がいるが、街で出会ったドミニク・サンダ演じるラングロワ男爵婦人の娘エディットと肉…
ジェットコースター・オペラでクソ楽しい。ほとんど衝動だけが発露されていく超高速メロドラマに食らいついていくように転調しまくる音楽のノリの良さ。美術と衣装の見事なカラーコーディネートや、メインの人物と…
>>続きを読むお話自体はよくある悲しい、全員不幸な物語だけど、さまざまな対立構造、入れ子構造、表裏が描かれていて面白い。
歌を含むファッションとか内装とか、描き方がいい。冒頭のデモの歌からいい。
あと、終わりの真…