清水宏は、蒲田映画の原点でしょう。誰彼となく「ありがとう」と声かける運転手こと有がたうさん。ハンサムな男なんで女にモテモテ。話は、あまりに淡々としていて本日、9時から5時までの会議をしたこの身にはち…
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あぁ... すごい映画でした
昭和11年にこんなロードムービー、粋すぎる。
それぞれな皆を乗せて走るバスと通り過ぎてゆく人々、終始流れてる音楽も絶妙でもうなにもかも〜バランス良くて大好…
バスの中の悲喜交々です。主にほっこりです。そのバスの運転手は街道をすれ違う人やにわとりに対していつも「ありがとー」と言うので、巷では「有りがたうさん」と呼ばれてとても人気なんですね。セリフは最小限、…
>>続きを読む冒頭、奥行きのわからない曲がりくねった山道の切れ目からバスが見え始め、ありがとうさんがまず整備員に道を譲ってもらうことに、道を作る者と行く者というテーマ性を感じる。またバスの中には戻る者(渡り鳥)、…
>>続きを読む1931年の映画だから農村の生活は悲惨を極めた。経済政策の誤りから特に日本は良くなかったが、高橋是清が救った。現在もまた経済政策で誤りを犯そうとしついる。
【昭和恐慌】
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清水宏「出発」のタイトルだけで飛びついたら何かよくわからない本が届いた…ちゃんと調べよう。冒頭、有りがとうさんから🐔さんへの挨拶で早々に心掴まれてしまう。有りがとうさんが投げかけるありがとうは道をゆ…
>>続きを読む凄まじく遅いテンポの会話と「ありがとう」という日本語の柔らかい響き、そして軽快に進むバスの揺れのリズムがマッチして、すごく穏やかな雰囲気を醸し出す。でもしっかり世知辛さも描かれている。そのバランス感…
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