このレビューはネタバレを含みます
映像が本当に綺麗でため息
フロイト信者みたいな娘のくせが強すぎる
リメイク版(『エデンより彼方に』)を見たことがあったから、話の筋の予想はなんとなくついた。色々違うところもあったけど。
狭苦しいコミ…
保守時代のブルジョワ・イデオロギー批判。ギョッとするような色味の瞬間はもちろん、軽快なテンポの良さも含めてアイロニカルだなと思った。あとやはり見えるのはアメリカにおけるToxic Masculini…
>>続きを読む『心のともしび』コンビなのでどうしても『心のともしび』のパンチが頭をよぎってしまう。噂をされる嫌な感じとロックハドソンの甘さは効いているが、子供の反発する感じは『いつも明日はある』の方が好みかな。娘…
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タイトルにHeavenとあるし展開的にも溢れ出るバットエンド臭だったが、見事確りハッピーエンドを勝ち取ってくれた。50sのスカーフファッションや社交クラブでのドレス姿など、当時のアッパーミドル層くら…
>>続きを読むストーリーは至ってシンプルなもの。
普遍的なテーマを取り扱い、ベタベタなメロドラマをやり抜く天才、サーク。
キャメラや人物の配置、ライティング(特に夜光のブルーは美しすぎるし)全体の編集リズム感にお…
社交界残酷描写とか子ども残酷描写とか、とにかく残酷描写にすこぶる余念がなくファスビンダーやトッド・ヘインズといったゲイの作家がこぞって支持するのがよくわかる。
クリスマスツリーを買う場面の植木屋に目…
ほんとにお母さんは若い男が好きだったのかな?(ほんと、ごめんなさいね…)クラブやパーティーに馴染めなくて、自分の存在を証明するはずの夫と離別、子供からも疎外され、、な人生から抜け出すために恋しちゃっ…
>>続きを読むファスビンダー「不安は魂を食い尽くす」のオリジナル。ファスビンダー版がより社会の底辺や孤独、悲劇さ、人間の残酷さが強調され、正直救いようのない作品だったのだが、本作はダグラスサークらしい救いと人間の…
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