初、ダグラス・サーク。
ジョン・ウォーターズが神と崇める存在なだけあり、内容はシンプルなメロドラマを画面の絵作りの上手さだけで美しく描くことに成功している。BOXを購入したので、これきっかけで掘って…
『悪は存在しない』のラストはこれか、と思った瞬間いろいろ冷めてしまった。人智を超えた奇跡を意図的に作り出すというか、図式の中にキャラクターを閉じ込めて祝祭感をもたらそうとしてもから騒ぎ感が否めないし…
>>続きを読む遠く距離を置いていた部類の映画を、元学長の力説がずっと残っていて、ついにこのタイミングで初めて触れてみた。
確かに受け取り方が難しい。70年代のシャワーを浴びるところから始めた私にとっては、単なる…
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー「不安は魂を食いつくす」の元版
夫を亡くしたキャリーは庭師のロンとお互いに惹かれ合い結婚すると決めたけど
家族も世間も2人を許さなかった
子供たちは旅立って行…
なんだか説教臭いし、複数の点で納得がいかない話でした。例えばウェッジウッドの破片が「ないよ」ってあっさり言うくせに実はあるとか、子供たちの家に対する考えがあっさり変わっちゃうとか、そもそも二人がなぜ…
>>続きを読むこれ、観たかったやつ〜〜!!
「不安は魂を食い尽くす」の元ネタ。確かに。
「お互いに好き同士でも結婚するのは難しいのね」的なことをキャリーが言った後の、「勇気を出せば簡単なことだ」というカービーの返…
このレビューはネタバレを含みます
色彩映画
全編を通してあまりにも色彩が綺麗
トランジションの際のカットの直前に彩度が落ちたり、直後に彩度が復帰したり、あるいは医者に諭されてるシーンで一瞬彩度が落ちたりしてるけど、これらは全部意図…
なるほどこれが映画かっていうくらい作り込まれた完璧な映画でしたねテレビの使い方とかも含めて言ってやったぞ感がないのがすごい渋谷のTSUTAYAで翼に賭ける命を借りたつもりが中身がこれで最後まで翼って…
>>続きを読む歳の差なら歳の差なりのお互いを惹きつけ合う決定的な何かが欲しい。じゃないと息子たちや世間と同じように「あなた騙されてるんじゃない?/結局若いのが好きなのね」って偏見に陥ってしまう。だからロンがキャリ…
>>続きを読む