ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選。三作上映が続いていてなんとか一つでも観たくて観てきた作品。
観たのはだいぶ前です。(時差投稿シリーズ💦)
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古典の少し敷居が高い雰囲気はありましたけど、…
超面白かった!
「不安は魂を食いつくす」ってその通りだった。
スタンダードサイズの使い方マジで巧すぎる。
差別の視線が双方向的なものだとよくわかる。それこそ頻繁に登場する鏡のショットみたいなもんだ…
「天はすべて許し給う」と一緒に鑑賞
美術も衣装も完全に絵画意識した洋のものなのに、なんでこんなに日本の古い映画と似た感覚がするんだろうか。時代なのかな。社会的立ち位置ってコメントしてる人が居たけど…
びっくりするくらい普通に夫婦の話だった。
ふたりの属性はたしかに特殊、だからそのへんに対しての周囲の偏見や差別などの不協和音はあるものの、描かれているのは絶望ではない。
「幸福が楽しいとは限らない」…
最初はアリのことを1人の人間として尊重して見えたエミが、力仕事をやらせるとか、筋肉触ってみて!とか、明らかに人間として扱ってない感が見え始めたときが1番キツかった。
部屋の撮り方が、こっちが覗き見し…
初めてのファスビンダー。
そうか。なるほど。これがファスビンダーか。
人種差別を描いていた。
途中2人でお料理屋さんにデートに行く。
1930年ごろにヒットラーがよく行ったお店らしいわよ。とい…
20歳若い黒人男性と結婚した主人公に対する周囲の侮蔑の目線が強烈
アリがシャワーを浴びるのを覗き込むシーンでは周囲が彼女らに対して抱いていたと同様、自分の中にも異質なものに対する違和感が込み上げてき…
© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION