実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)に投稿された感想・評価 - 9ページ目

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

大きな物語の時代の終焉。
生きる価値が存在していた時代の終焉。

無味無臭な現代とは反対に、総括・自己批判・個人の共産化を貫徹し、高みを目指そうとする姿勢は、偽物とはいえ美しい。

映像、音楽はチー…

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ミズキ

ミズキの感想・評価

3.6

この凄惨な事件から50年の年。
事件について知るのに最適な映画でした。
以下はこの映画というより、この事件について本作を通して考えたことです。

人生経験や社会経験が未熟な若者たちは、判断力に欠ける…

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8時だJ

8時だJの感想・評価

3.5

初見はあまりの凄惨さにツラい気持ちになったけどハマって2度3度と見てる内に滑稽に見えてきて
「これから殴るという指導を行う…」ってマネしてましたわ

やはり見所は凄惨な現場となった山岳ベースパート

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物事には内部と外部があって、
事件には被害者と加害者がある。

「突入せよ!〜」が外部なら
今作は内部とも言える。

若松孝二は内部寄りなのだろう。
簡単に人を惨殺する集団に身を置いて「勇気がなかっ…

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自己批判!総括!とか使いたくなるよな。

三島由紀夫を描く時はあんなに映像スカスカだったのに、こっちはもうパワフルったらない。やはり監督の思い入れが違うらしい。

この時代のデジタルカメラの安い質感と棒読みの役者陣が、ざわついた時代の空気感…

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突撃せよの方の映画を受けて、赤軍側の話が描かれてないと思って作った映画と聞いて観たが、突撃せとよは全然違うおもしろさがあった。フィクションみたいなぶっ飛んだ集団だけど、人間は極めて生々しい。日本赤軍…

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かぶき

かぶきの感想・評価

3.5

『仮面ライダーBLACK SUN』の副読本

序盤はかなり退屈だが、山籠りを始める中盤以降は、ひたすら自己批判と総括を要求し、内部崩壊していく様子が痛々しい緊迫感がある。
ラスト浅間山荘での悶着はな…

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加藤充

加藤充の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

坂井真紀のシーンがショッキングで忘れられない。もう見たくない(褒め)

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