前半ちょっと眠気に襲われましたが、
後半背景が見え始めてからグッと引き込まれました。
三國連太郎と函館刑事さんのやりとり。
灰をぐしゃぐしゃにするところに、金とか地位に執着するあまり、人を信じられ…
スゴイ脚本だ、、、。
60年前の作品とは思えない、今見てもアイディアの豊富さとカメラワークに圧倒される。モノクロなのに、すごく細かい映像演出が散りばめられていて、登場人物の心情変化に見ている側も引き…
水上勉の原作が良いのだろうけど、とは言え、映画にしたら、いくらでも薄っぺらくなりそう。先ず脚本が優れていると思う。社会を描くマクロの視点とパーソナルを描くミクロの視点が素晴らしく、それによりドラマの…
>>続きを読む戦後間もない北海道。消えた殺人犯犬飼と犬飼を追う弓坂刑事。弓坂は犬飼らしき男を客にとった娼婦の八重のもとに現れるが、八重は客にとった男は犬飼ではないと否定する。そして八重は追及を逃れるように東京に向…
>>続きを読む分厚く深い。白黒映画のソラリゼーション効果的だ〜
正に真っ黒な海にのまれる。
犬飼よりも八重が依存的かつ狂気的で恐怖を覚えました。笑い声の気持ち悪さ。
函館と東京の戦後の混沌さの差が印象的。
最後の…