革命の話と聞いていたのに人間がどうした、男と女がどこでどうしたという与太話ばかりで、高円寺でくだを巻くバンドマンとさして変わらんじゃないか
結婚式乗っ取ってまであんたがたねえ
そして恐ろしいことに、…
過去の過ちに蓋をし、責任を曖昧にしたまま先へ進もうとする、われわれ日本人の悪いクセを浮き彫りにした作品。1952年破防法闘争を率いた学生リーダーたちが、形勢が悪くなると、何食わぬ顔で社会人になって…
>>続きを読む当時の社会情勢を知らないと難解な映画かも。
安保闘争の話は本などで少し読んだ程度の私にはすんなり入ってきませんでした。
が、大島渚が急いで撮影した理由は理解できた。
それ故にセリフが噛み噛みなのか……
凄い。アンゲロプロスもタルコフスキーもこの映画から生まれたように見える。
セリフ噛みまくってるし、明らかに芝居が下手な人がいるけど、キャラクターがみんな強い思想と意見を持っていて闘争し続けるから、少…
60年安保闘争の直後。世を挙げて政治の季節。
戦前世代の教授、戦中派の彼ら、そして戦後世代の若い学生らが・・・
結婚式の会場でそれぞれの思想や私生活について、大真面目に言いたいこと言い合って、罵り合…
1960年安保闘争挫折後すぐに出された映画。
大島渚がどのように見ていたか、あるいは進歩派、ニヒル派と呼ばれる人たちがどのように見ていたかが当時の空気とともに分かる。
国際学連の歌がでてくるなどは不…
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