イケメンのエミール(ジャン=ピエール・レオ)とフェミニンなパトリシア(ジュリエット・ベルト)は一灯だけライトが照らされた真っ暗なスタジオで出会う。
ジュリエットのヘアスタイルは背中まで伸ばしたストレ…
1968年版イメージの本というべき映像。明らかにテレビを意識し、光で対抗しようとした大いなる軌跡にみえました。イメージを使った教育は人民を塗り替えていきますし、映像を通して革命を試みたといえるでしょ…
>>続きを読む- Adieu, Juliette.
- Dieu est mort, Jean-Pierre.
政治の季節、マルクスやフロイト、毛沢東、ルソーといった固有名詞が目まぐるしく出てくるが、本作のタイ…
ゴダールの映画製作における習作みたいな作品だった。混乱するほど膨大な情報の中からテーマを選び、撮影、照明、録音、編集等々…を重ねていく。映画の説明や目的を構成することは不可能だ、そこに至る効果的な方…
>>続きを読む