原作者は『何が苦役で何が列車なのか描かれてない』と評したとか。
なんか納得。
それでも森山未來の演技は生々しく主人公の生き様に見入ってしまった。
人生が個々の軌道を走るものなら、その乗換え切符は夢な…
Blu-rayにて再鑑賞
原作者の西村氏はこの映画を気に入ってないというが、原作も素晴らしいが映画も素晴らしいと思う。
父は性犯罪者だったことから孤独で窮乏な中卒、友ナシ、金ナシ、女ナシのろくで…
めっちゃ私好みの緩急や劇的展開の無いストーリーだなぁと思っていたらやはり!私小説が原作(芥川賞受賞歴有)とのことで。これぞ純文学!って感じのじめじめした映画で最高でした。
父親の犯罪以降は格段に大…
このレビューはネタバレを含みます
前半北町への悲しさと嫌悪感で離脱しかけたけど、中盤から引き込まれて気づいたら最後まで見てた、自分を馬鹿にするのはいつも自分自身
卑屈にならざるを得ないような過去からそのまま卑屈な方向に突き進んでしま…
芥川賞をとった小説「苦役列車」を映画化した作品だが、原作は読んでいない。
ありそうな話だと思って観ていたら、そもそも私小説なんだそう。
主人公がクズなのだが、生い立ちは気の毒な面があって、親というの…