高貴な身分であるにも関わらず、母親と切り離され山椒大夫という荘園領主の元へ売り飛ばされてしまった厨子王と安寿兄妹。奴隷生活を経ること数年、厨子王の方はすっかり心が折れてしまう…。
本作は日本のヒー…
安寿が姉から妹になってるのは大きすぎる変更。しっかり者の兄と兄を慕う優しい妹という構図と、しっかりしていて献身的な姉と真面目な弟って構図は似ているけれどもだいぶ違う気がする。
とはいえ溝口健二の描く…
残酷な世界に振り回され続けてボロボロにされる家族の物語。けっこう救いのない話。いくら正しい信念とかを持ってても世の中がハードモードすぎて、できることがほとんどない。妹が入水自殺した次のショットで、大…
>>続きを読むやられたらやり返す。倍返しだ!
といきたいけど、どんなにやり返しても決して報われない悲劇。
「人の心が花開く前の話」という冒頭のナレーション。「人の心が変わらぬ限り、ぬしの望む世はない」という台詞…
母親が何度も厨子王に父親の教えを強調する➡︎子どもだから?そういう気質がありそうになく不安だから?父親がつかまって本当は悪いことをしたのではないかと疑念を抱くことを心配したから?三つ目有力
音楽超い…