平安時代に横行していたとされる人身売買。それに巻き込まれた、ある家族の悲劇を描く。1000年ほど前の話になるので、もちろんまだ「自由」だとか「人権」だとかいう言葉すらない時代である。諸説あるだろう…
>>続きを読む山椒大夫でひどい扱いを受けた子供ふたりの物語。
最終的にお兄ちゃんだけが救われたっていうのがなんとも悲しい。
お兄ちゃんの身代わりになってる妹、溝口健二作品らしく、女性がやっぱり強かったなあ。
お母…
宇宙一美しい水面と墨汁で塗られた竹林の共存する、神の映画を前にして我々が漏らす感嘆の言辞はもはや何ら機能しない。至宝。
2023,6/1《大映映画祭》@シネマスコーレ
学校を午前中休んで10時か…
幼い頃、親と生き別れになった安寿と厨子王丸が奴隷に身を落としながらも、親に会うために毎日を一生懸命生きる話。
安寿と厨子王丸が生きていることが新たに加わった奴隷の鼻歌から知るシーンや子を想う母親が…
父を尋ね母と西行する途上で厨子王と安寿の兄妹が攫われ丹後の山椒大夫に売られるも後年厨子王が脱走して丹後守となって奴婢を開放するお話。原作森鴎外。
やっぱり流石に無理がありすぎる気のする荘園経営の描…
水面に広がる波紋が美しい。
概ね悲劇的だけど、それだけでは終わらない展開が多く引き込まれる。
厨子王が奴隷から脱せたのも、結局生まれの身分が高かったことに起因する。家宝がなかったら関白に謁見でき…
今までで見た邦画で、一番古い作品である山椒大夫を鑑賞。
やはり、近年の邦画とは明らかに異なる作り上がりと演技で、新鮮に見ることができた。特に大人の厨子王の演技が圧巻だった。
そして、有名な入水シ…