こんなにずっと泣きながら観た映画は今のところ数本に満たないと思う。
あまりにも悲惨な人生である。
全く罪のない人々が、社会の闇に呑み込まれて這いつくばって生きていかなければならないなんて。
目を覆…
アリ・アスター監督が言っていたので
無駄なシーンがない
どの場面も境遇の説明になるから飽きない
辛いものは分かりやすいし見易いのかなと思う
父が厨子王と安寿のことを思って歌っていたのがさ…
"…
中学生の頃に森鴎外の小説を読んだ時とは、だいぶ違う印象。
演技も構図も素晴らしく計算されていて、映像作品としては確かに名作だと思います。
だけどストーリーだけでいうと、世間知らずのボーッとし…
LION/ライオン〜25年目のただいま〜を見た後で最後の再会シーンだけ(YouTubeですまん)見直してみたんだけど、やっぱこれ凄すぎ。お母さんが盲目になってるという設定だけで、
近づいても分から…
言うまでもないが、水辺やすすきの美しさは絶品。老婆に騙されたことがわかる船上からのPOV、香川京子の入水とかも素晴らしい。田中絹代が受ける暴力は『夜の女たち』のパンパンたちの方が迫力があり、上手かっ…
>>続きを読む<残酷にして美しく、家族愛と平等を描く>
森鴎外の原作では姉弟だが、映画では兄妹に変わっている。
本来説話・伝承として伝えられたものを鴎外が小説にまとめたものだが、映画では説話性を払拭し、物語をリ…
[過酷な運命の末の再会]
田中絹代の玉木が子供達を連れて、実家への旅に出るが、これでもかと言わんばかりの過酷な運命が待ち受ける。
しかし、その宿命と時間を経て何とか親子が再び巡り会お…