ルチオ・フルチ監督作。
イタリアンホラーの鬼才:ルチオ・フルチがキャリア初期の1971年にイギリスで撮り上げた作品で、夢で見た殺人事件が現実で起きるサスペンスミステリーです。音楽はエンニオ・モリコ…
前作でジャーロに挑んだフルチがその路線をさらに推し進めた作品。
隣人の女を殺す夢を見た女が実際に起きた殺人事件の容疑者となる物語です。
まずまずのミステリーの中にサスペンス演出が冴え、数は少ないなが…
冒頭、無機質な空気感の列車内で突如大量の男女が呻きながら乱交。そしてヤラシイ風に吹かれながらレズ淫行し、滅多刺しする淫夢。冒頭から飛ばすねェとニタニタしていたが急に現実に戻る。そこも良い。
“夢の中…
前作と比べるとヌードだけじゃなく腹部を突き刺し内蔵を抉る描写やイヌ?の開き(!)シーンといったゴア要素も盛り込まれててきたかー!という感じ︎^_^
着々とマスター・オブ・ゴア・ホラーの道を歩みだし…
冒頭からカマしてくる夢や幻影のくだりが、アラン・ロブ=グリエや加藤彰のようで、映像が揺れに揺れて対象がぶれまくるのはフランシス・ベーコンの『ベラスケスによるインノケンティウス10世の肖像後の習作』を…
>>続きを読む●幻想殺人(1971年イタリア/フランス/スペイン作品。フロリンダ・ボルカン主演)
ダリオが同じテーマで撮ったとしたならば,もっと物語に入れたんじゃないだろうか?と思う。
エロな描写が多すぎて物語…
後年のフルチ作品に比べて人体ゴアが抑え目なので安心していると、臓物がまろび出た犬にビビらされる。
ホンモノかどうか暫く判断に迷ったが、動物虐待嫌疑で裁判沙汰にまでなっていたとは。
本筋とは別に、ヒ…