瓦解のきっかけとなるフランシス・レデラーがアホすぎるため、スパイ網自体もショボく見えてしまう。まあ、ショボさが逆に面白いというのはある。「芋づる式」とはよくぞ言ったものである。
エドワード・G・…
原題:Confessions of a Nazi Spy
映画は、数ヶ月前、NY及びパナマ運河地帯の連邦裁判所にスパイ容疑のかかる者たちが出廷した。被告人は証言台で真実を述べると宣誓。米国の陸海空…
1939年製作。脚本ミルトン・クリムス、ジョン・ウェクスリー。監督ナトール・リトヴァク。題名はおどろおどろしいが、ナチスドイツを標的にしているところから製作者の意図は明白。そして10年後対象は別の主…
>>続きを読むジョージ・サンダースどこ行った? フランシス・レデラーがまたナチシンパになっちゃうドイツ系アメリカ人男性役。図式的なプロパガンダ以上のものを感じなかった。でかい客船がスパイ活動の拠点になってて、監禁…
>>続きを読む 三十年も旅をしたあとで難民が、亡命者がなおどんな思いを抱いているかきみたちは知りたいか。ほんとうに知りたいか。
それなら教えよう、聞くがいい。
きみたちが憎い!
きみたち大国が憎い!
──ジ…
アメリカ本土におけるナチスのスパイ網を叩こうとするFBI捜査官との攻防。
アメリカが大戦に参戦する前にハリウッドで作られた最初期の反ナチス映画とのこと。
製作者の意図は明確なので、わかりやすいが深…
プロパガンダを描くプロパガンダ。もちろん意図的だろうが、ナチのスパイは相当アホに描写されている。むしろアホすぎて憎めない。つぎつぎに逮捕されていくので3回目以降の自白はお約束といったかんじ。
ドイツ…