クライマックスの三すくみの銃撃戦、ライティングが激ヤバすぎる!
室内劇から一転、ロケ撮影による屋外ショットへと切り替わるがニューヨークの映し方がまた抜群にかっこいい。
下へ下へと辿り着いた奈落で目…
どんなに力を得ても世の中が自分の思い通りになるなんてやはり幻想でしかなく、人は常に裏切り続ける。
そして残るのはやはり無償の愛のみだ。
主人公が社会的に堕ちていく様を兄の死体を見にひたすら降ってい…
話の展開が早いです。個人的にはもう少し心理描写を描いてほしいところだったけど、この頃の映画は他もこんな感じだった気がするかも🤔
兄のことを思って組合への加入を強く勧める弟と、「それは間違ってる」と…
ジョン・ガーフィールドを正道へ引き戻そうとするビアトリス・ピアソンの魅力に尽きる。エレベーターで鉢合わせる場面の一連の動きがキュート。ラストへ向けて、階段が印象的に使われており、レストランにて階段を…
>>続きを読むこの時期の低予算ハリウッド映画の例に漏れず、語りの経済性が郡を抜いている。映画があまりにもテキパキと進行していく様には舌を巻くしかない。
ここぞという場面での人物の顔へのアップショット、人物のシルエ…
ノワール風反資本主義プロパガンダ映画みたいな感じで、何となく東欧の映画的な匂いがする。弱小胴元を買上げようとするギャングは、『素晴らしき哉、人生!』の地上げ屋のオヤジと同じ発想なわけで、所謂「悪い資…
>>続きを読む主人公がヒロインを口説くシーン。女性が去ろうとするのを男が手で引き止める度に男女が華麗にくるくる周り、まるでダンスのように動く二人をカメラが付いていく。最後に男が女を後ろの壁に寄せていくときにカメラ…
>>続きを読むエイブラハム・ポロンスキー監督作。
アメリカの作家:アイラ・ウルファートの小説「Tucker's People」を映画化したもので、ギャングの側近として働く弁護士の生き様を描いたノワールサスペンス…
不公正な賭博市場に理想を持ち込むと歪みは必然的に生じる。拝金という価値観は人の尊厳を容易く蹂躙し命の軽視まで行き着いてしまう。そんな殺伐としたところにロマンスという情感は相容れない無価値の範疇へ追い…
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