悪の力の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『悪の力』に投稿された感想・評価

悪さをしてきた故の因果応報か、最後は地獄へと向かう階段を下へ下へと降りていく。

非人情的な弟と人情的な兄とで対比が良かったが、ラストになって弟はようやく「気づく」
SunO2
4.0

ノワール風反資本主義プロパガンダ映画みたいな感じで、何となく東欧の映画的な匂いがする。弱小胴元を買上げようとするギャングは、『素晴らしき哉、人生!』の地上げ屋のオヤジと同じ発想なわけで、所謂「悪い資…

>>続きを読む

主人公がヒロインを口説くシーン。女性が去ろうとするのを男が手で引き止める度に男女が華麗にくるくる周り、まるでダンスのように動く二人をカメラが付いていく。最後に男が女を後ろの壁に寄せていくときにカメラ…

>>続きを読む
3.0

エイブラハム・ポロンスキー監督作。

アメリカの作家:アイラ・ウルファートの小説「Tucker's People」を映画化したもので、ギャングの側近として働く弁護士の生き様を描いたノワールサスペンス…

>>続きを読む
raga
3.5

不公正な賭博市場に理想を持ち込むと歪みは必然的に生じる。拝金という価値観は人の尊厳を容易く蹂躙し命の軽視まで行き着いてしまう。そんな殺伐としたところにロマンスという情感は相容れない無価値の範疇へ追い…

>>続きを読む
Masa
3.7
カッコいい映画だったけど話に少し置いてかれた
脚本はそこまで印象に残らない感じだったけどこの短さですごいボリューム
甘い汁の代償は大きかった… ラストのお兄さんの哀れな姿が印象的で、暫く頭から離れてくれなそうだ
Juzo
3.8
表面的にはギャンブルと犯罪の物語だが、実際は資本主義社会の論理そのものが「悪」に加担しているという鋭い批判が貫かれている。
直角感な向きが多い画

唐突に向き合う画

徹底して繋がない画

純度鬼高い作品を観た
3.2
あまり話に引き込まれなかった。マーティンスコセッシはどのあたりで影響を受けたんだろう。
暗闇の銃撃戦は良かった。終わり良ければ全て良しとはこのことか。

あなたにおすすめの記事