丁寧でツボを抑えた演出が光る映画 ダサいシーンがひとつもなくてうれしい
独立記念日に競馬で不正を起こすギャングとその弁護士ていうブチ上がる冒頭からどんどん兄弟の話になっていったのはちょっと肩透かしを…
ジョンガーフィールドのタチの悪さが折り紙付き。兄貴の為にできること、、が全問不正解で地獄でしかないし、下へ下へ。。とかお前が言うなし。なラストが完全に米映画じゃない。
一方向な盗聴のくだりが逆カン…
M・スコセッシ監督のフェイバリット作品で、
エイブラハム・ポロンスキー監督による
【サスペンス】。
不正数当て賭博を題材にしながらも中身は、
骨太な【ギャング映画】で、【兄弟愛】の物語。
モノク…
これは素晴らしい。赤狩りの被害者であることが、手がけた作品よりも知られているエイブラハム・ポロンスキーは、映画監督としても優れていた。カメラアングル、カメラと人の動き、ライティング、ショットの積み重…
>>続きを読むエイブラハム・ポロンスキー監督作品。
ジュネス企画のVHSでの題名は『苦い報酬』。
ナンバー賭博を牛耳るタッカーというマフィアの顧問弁護士であるジョン・ガーフィールド演じるジョーは、弱小の胴元を配下…
裏社会と兄弟愛、権力闘争劇かつ登場人物の多さの割にスマートな脚本、盗聴のギミック、銃のちらつかせ方、銃撃戦シーンの神ライティング、「世界の底」の言い回し、走る主人公をロングで捉えるカメラ、ラストでの…
>>続きを読む徹底的にクールにえがかれたフィルム・ノワール。
そんなに一部で絶賛されるほどの映画だろうかとも思うが、ラスト近くでジョン・ガーフィールドがそびえる石壁の大階段を駆け下りるシーンは圧倒的。
立ち向か…