JAIHOでホン・サンス作品を観たらほかのも観たくなったので、未見初期作品のこちらを鑑賞。2部構成で、後半が次第に前半に繋がっていくそのテクニックが素晴らしくて、監督の才能がすでにこの時点で確立され…
>>続きを読むホン・サンスマラソン#1
脚本はリアルな会話なの?映画的な会話なの?
江原について調べてたら、気づけばKリーグとか歴代大統領、ロッテグループ、財閥についても調べちゃったよ。
それに韓国の首都圏一…
空間に寄り添って人々を観察すると、同じ場所で同じものを見ながら、別々の宇宙に居るのが分かる。
そんな不思議さを当たり前としながら僕らは生きている。
この作品は、その自明性を一度取り払ってみせてくれた…
身につまされる人間のろくでもなさ。なぜ人は酔うと言う必要のないことを言ってしまうのか。勘違いを繰り返しながらも、海のまばゆさや朝焼けの美しさにため息をつきながら生きるしかない。ほろ酔いで歩く男2人の…
>>続きを読む場所、そこに放り込まれる人間同士の関係性で映画ができるby ヴェンダース
カンウォンドの地が抱く海と山、その地にあって同じ日に訪れる元恋人たちがすれ違う。
やり場のない苛立ちを二人は同行している友人…
<不倫愛の切なさを醒めた仕掛けで描く>
友人二人と共に江原道(カンウォンド)に遊びに来た女子大生ジスクは、現地の若い警察官と知り合って親しくなり、後日、再び彼に会うため一人で江原道を訪ねる。一方同…
未練ある情愛、同一性と反復、すれ違いによる不倫の卑しくも求めざるを得ない温かみの体現。埋めてくれるなにか。江原道の男女のように消失する1匹の金魚。砂利を歩く靴音、酒席の口論、警察官の飛び降り未遂。い…
>>続きを読むこの頃はまだショットを撮ろうという気概を感じられる。分かりやすいストーリーの上下はないけど淡々と展開が積み上げられてく山下敦弘みたいな映画で、最初のギヨーム・ブラック『リンダとイリナ』的な女3人旅が…
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