ルイ・マル監督作品。
1968年5月。パリの五月革命の最中、南仏ジェールにある屋敷の当主ヴューザック夫人が突然の発作で亡くなった。息子等親族が集まるが、葬式やら遺産分割等を話し合う話。
コメディで…
海外のコメディを観る際に最も難しいのは、どこからがコメディなのかを判断する、その線引きだと思う。文化の違いから全く理解出来ない笑いを今までたくさん観てきたが、本作のあるシーンは日本の葬式コントでも割…
>>続きを読むルイ・マル監督の1989年作。初見です。
タイトルとこのジャケットから、勝手に『地下鉄のザジ』の男の子篇的な内容をイメージしてました。笑;
主役のミルは白い自転車を大切にしている初老のミシェル・ピ…
最近映画を観れていないのに結構強いのを観てしまったのだけど、
フランス語の先生が5月革命のことをさらっと教えてくれていたので楽しめた。
ルイ・マルのシニカルさが好きなのです。
マル映画に共通してい…
一向に効かぬ風刺 ルイ・マル「五月のミル」
この作品が公開された時には既にルイ・マルという名前に誰もが映画的好奇心がめっきり薄れており、とは言えジャン=クロード・カリエールという才能実績兼備の名脚…
フランソワーズの脚アップにする流れさらっとうまい
マリー=ロールが頬を打たれるのに移入するのもうまい
あとは脚本はたぶん、特に混みいったシーンなんかは、基本的に無骨というか、あまり洗練されていない…
ミルー!助けて!
階段を登るミルの母親は死にかけている。玉ねぎを切ったために、涙を流しながら。
ふらふらになりながら鼻歌を歌う。死を扱うテーマだが、これはもはや上品なコメディでは‥‥と作品の全体像…