歌舞伎の大好きな演目のひとつである「弁天小僧」だが、この映画版はかなり微妙。
テンポも悪いし、人間関係、因果関係が非常に分かりづらくて、ほぼ何も覚えていない。
大好きな役者である雷蔵だが、雷蔵作…
主人公の菊之助は気っ風が良くて人情味に溢れていた。
歌舞伎の舞台を回想するシーンでは啖呵を切るセリフ
「知らざァ言って聞かせやしょう!」
思わず「升田屋!」と叫びたくなるぐらいさすが元歌舞伎役者だな…
●20 9/21&29
『没後五〇年特別企画 市川雷蔵祭('20 9/5〜10/9)』: メトロ劇場
〈′20 5/10&25(特集上映期間: ′20 5/2~29)公開予定だったが、コロナウィルス…
時代劇の定石の積み重ねに歌舞伎の一場面を挿入して尚このまとまりの美しさ。ジャポニズムな画と鳥居の上や瓦屋根まで縦の空間も自在に使った立ち回りの動が魅力。
題材の『白浪五人男』は未見ながら艶やかな女の…
武蔵野館が前の改装後に企画上映してた時に観て以来なので、かなり前ですね。というか、窓から出て屋根を渡り歩くイメージばかり残ってて、内容忘れてたよ(笑)まあ、大筋や基本的な設定は、黙阿弥の「白浪五人男…
>>続きを読む途中、詐欺の計画が舞台劇で表現される場面があって(歌舞伎でも見どころらしい)、雷さまの女形→男性への変化が見られる。冒頭、雷さまが小姓に化ける場面で、格調高いセリフ回しが見られるのもうれしい。
セッ…
本気の市川雷蔵を魅せられた。
殺陣シーンの素晴らしさがもう素晴らしいすぎて…天才。
こんなに魅了される立ち回り初めて!
一人対複数の中での華麗かつ俊敏な振る舞い、それでいて品の良さすら感じさせる美…