「怒りの葡萄」は農家でしたが、こちらは炭鉱の日雇労働者たちの苦しみ。
こちらの方が、色々分かりやすかった。
炭鉱というひとつの産業しかない街で、その産業が衰退していく様子が、ひとつの家庭を舞台に描…
蓮實重彦の白いエプロンから展開するフォード論をどうてしても思い出しちゃう。
素晴らしき哉、人生に似たようなジャンルかなと思ったら、お茶漬け映画に思えないくらい人生が過酷でびっくりした。Z世代で良かっ…
"羊飼いである主よ
私を牧草地に寝かせ
水際に立たれた
そして私は魂を正しい道へと導かれた
死の谷をさまよっても
何も恐れない
その杖とムチが安らぎを
敵の前でうたげを開き
神聖な油を注がれる
さ…
暖かい話なんだけど中身はめちゃくちゃ理不尽で暴力的
死のあっけなさが凄いし
それでもどこか希望に溢れてるのは作品のパワーなのかな
結局のところ誰も幸せになったとは思えないけどそれでも生きていくしかな…
そこかしこで泣いた
炭鉱夫は産業革命時代あたりの作品ではよくでてくるイメージだけど、その時代のとある一家の物語
末弟のヒューは幼くて、その少年を中心に描かれる家族、街、炭鉱、それぞれの環境の人々……