ロンドンを舞台に親子夫婦が織りなす人生の岐路での恋のゴタゴタを描いたブラック・コメディ作品。
2021年196本目。
いきなり占い師の登場から始まるところはいかにもウディ・アレン監督らしいです。…
この作品はナレーションでの通り、まさに「無意味な空騒ぎ」である。
達観的で、この地球での営みに諦めを感じている監督ならではのコメディ?群像劇。
でもそのどうしようもなさに愛おしさも感じていたり、…
最初にナレーションあり。
曰く、神の視点で無意味なから騒ぎを眺めようと。
登場人物たちにとっては死にたくなるほどの重大事でも、映画という箱庭に入れて他人事として眺めれば、すべてがコメディ。
それが…
このレビューはネタバレを含みます
熟年離婚した夫婦、その娘夫婦を取り巻く恋模様。
まだまだ若い気で若く散財もするし浮気もする女性と結婚する父親。
霊能力者に入れ上げ、そこに通う妻を亡くした男性に恋する母親。
娘自身も子供が欲しいと思…
"良い歳した大人が恋愛に振り回される"
中々のブラックユーモアな展開
ウディアレンらしい人間模様と恋の移り変わり
なんか悲劇なんだけど喜劇なんだよな
ブラックなんだけど丁度良い具合に面白い…
うん、このクオリティの高さよ。そつのなさよ。この完璧さに腹が立つ……までが、私がウディ・アレン作品を鑑賞したときに抱く毎度おなじみの感想で。何だろうね、スキが無いのって、人間味という魅力が薄れてしま…
>>続きを読むロンドンを舞台に、様々な人生の転機を迎えた大人たちを描いたコメディ。
いくつになってもトキメキを求めたり自分勝手しまくる大人たちの姿が時にリアルで滑稽で痛々しい。
一時の気の迷いで人生を棒に振ら…