面白かった。
神に対する価値観が新しくて良い学びになったし、最後のパイの話を聞いてゾッとした。でもそのおかげで作中疑問になっていた部分もスッキリした。例えば沈んでいく船に向かって父と兄の名前を呼ぶ場…
面白かった。
実際はトラはいなかったと思う。
最後にその話をしている時のことが真実で、それを監督は伝えたかったんだと思う。
つまり、主人公は遭難した人を殺して、生き残った。
真実はそれなんじゃ無いか…
タイトル通りただただ虎と漂流する物語。だけどたまにまた見たくなる映画。
そんなことせんでももっとええやり方あるやろと思う場面も多々あるが、この漂流記を見守ってたいみたいな気持ちも出てくる。
それでも…
ずっとおじさんの空想を観ていたのねと気づいた瞬間はちょっと力が抜けましたが、映像美を堪能できたので問題なしです。
独り海に放り出されたら自分で物語を作って希望みたいなものを生み出すしか生きる術はない…
動物園を経営する父に育てられたピシン・モリトール・パテル。通称パイ。
彼は虎であるリチャードパーカーを友達だと思っていた。
パイはリチャードパーカーに直接餌付けしようとするが、その様子を見ていたパイ…