「誰も知らない」の延長線上にある映画に思えた。空気人形として生を受けこの都会を生きているが、そのことは誰も知らない。この「空気人形」とは私達のことに他ならないと気が付いた時、この映画の世界の恐ろしさ…
>>続きを読む是枝は結構昔お行儀よく映画撮ってたんだなあ。小物が平成っぽくてよかった。人は欠如、空気からなるというのにも同意。性的消費の道具として対等に扱われないことの辛さに自ら空気を抜いてしまうラストが見ててし…
>>続きを読む見せ方や見る人次第でホラーにもファンタジーにもなる。ペ・ドゥナさんだったから…と、あまり考えずに見始めた『空気人形』何かの比喩的なものかと思ったら、そのままだった。
トイ・ストーリーとは違い、周りの…
冴えない中年男が持っていた空気人形のダッチワイフがある日突然、心を持って動き出す。男が働いている日中、空気人形の彼女は街を歩き様々な人と出会い絡んでいく。
人は誰でも何かが欠如している人生を歩んでい…
10年以上前に一度観た作品。
驚くべきことに私は井浦さんもオダギリさんも今作に出ていたことを覚えていなかった。記憶に残っていたのはラストシーン。あと板尾さんでしたね。それだけ彼は強烈だった。
あら…
(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会