エッジの効いたブラックコメディでありつつ、時間制限のサスペンス要素を入れて、基地、飛行機、ペンタゴンの3場面と電話の演出だけで盛り上げる。愚かな働き者が、手際よいカット割りと共に、軍隊の規約に乗って…
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博士の異常な愛情、という邦題が作品から遠ざけてるように感じる。
NTLで舞台版を先に見たんだけど、ストーリーもふんわりしか分からず、笑いどころ分からず、テンポも良くなく……うー…
『時計じかけのオレンジ』で個人の自由意志をめぐる悪夢を描いたスタンリー・キューブリック。その前に彼が撮ったのが、人類全体の“不自由な”終末を描く、この傑作ブラックコメディだ。
核戦争。およそ笑うこ…
2025年にあらためて『博士の異常な愛情』(1964年)を観ると、その風刺の鋭さと美学の完成度が、むしろ現代にこそ刺さることに驚かされる。核戦争をブラックユーモアで描いた本作は、AIの軍事利用、誤作…
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