【第62回ベルリン映画祭 監督賞】
『水を抱く女』クリスティアン・ペッツォルト監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され監督賞を受賞、ヨーロッパ映画賞作品賞にもノミネートされた。
非常によく出来たペ…
この監督の映画を観るといつも80年代ごろのヨーロッパ映画の雰囲気を感じるのだが、今回はまさに80年代が舞台になっている。抑制された演出、静かだが緊張感のある映像、じわじわと高まるサスペンス感で、とも…
>>続きを読む【鑑賞メモ】
カーテンの隙間。
東西ドイツの時代に、東側で大きな決断を迫られる1人の女性。
ドイツ映画らしい端正な映像と、色使いがいい。
感情をあまり表に出さない主人公、息を潜めるように静かに進…
西へと移りたいというプライベートな願望と、それはそれとして地方の病院に送り込まれ不満げながらも患者には真摯に向き合う医者としての矜持。この二つが綺麗に収斂していく。逃げずに一人の女性を複数のレイヤー…
>>続きを読むニーナ・ホスさんがゲバい。アイシャドーが青い。表情は厳しいです。
それもそのはず。東ドイツ秘密警察(シュタージ)の監視下にあります。文字どおりの身体検査までされます。
表情は厳しいですが、非情では…
主人公の女性はほぼ無表情だし感情もあまり出さないし、作品全体の雰囲気も静かで淡々としているのに、ずっと緊張感が切れない。
ほとんど説明がないので当時の東ドイツ・西ドイツの時代背景をまったく知らない…
静謐で正確な映画。
内容は社会派メロドラマなんだけど、とても適切に落ち着いた演出で、感情をしっかり捉えてて、背景を掴みきれなかったとしても、十分楽しめた。
あとこの監督は終わり方がいつも鮮やか。
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