東ベルリンから来た女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「東ベルリンから来た女」に投稿された感想・評価

2012年ドイツ
監督/ クリスティアン・ペッツォルト
出演/ ニーナ・ホス(バルバラ)/ ロナルト・ツェッフェルト(アンドレ)
2012年ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞!

場面は1980…

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東独って舞台からサスペンスフルなメロドラマなのかの思ってたし、間違ってないけど、ペッツォルト映画のなかでは最も「映画」的な作品じゃないか。ある意味じゃ「ゴダール」的と言えなくもない。正直これは意外だ…

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tanakache

tanakacheの感想・評価

5.0
冷戦期のドイツ。
骨太で緊張感ある映画。
第二次世界大戦の作品は結構見たが、
この時期のものも少しずつ見ていきたい。
個人的にドイツ映画として、
「善き人のためのソナタ」と並ぶ良作。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

第62回ベルリン国際映画祭銀熊賞。
クリスティアン・ペッツォルト監督作。

1980年の東ドイツを舞台に、西側への亡命を図る女医の姿を描いたドラマ。

ベルリン映画祭で監督賞を受賞したドイツ映画の秀…

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「善き人のためのソナタ」を観ていないので、東ドイツ社会があのような状況だったとは知らなかった。

すさまじいまでに監視された生活。誰が秘密警察に通じているのかわからない。誰をも疑わなくてはならない。…

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『水を抱く女』を観て、もしやこの監督は天才なのでは?と思い、確認のため鑑賞。
素晴らしかった!静かで心にしみる。
社会主義国家ってあそこまで監視が厳しいのか…
そして職場のあの人!いいね~
Taul

Taulの感想・評価

5.0

『東ベルリンから来た女』ポスターと邦題が気になったこともあり鑑賞。旧東ドイツのある女医の物語。淡々とした展開で音楽もなく風の音や役者の息遣いがBGM。主人公がある決断をくだすまでの思いをじっくり一緒…

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Dick

Dickの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

37歳のニーナ・ホスが素晴らしい。凛とした意思の強さが伝わる。

●『善き人のためのソナタ(2005)』は監視するシュタージ側の人間を主人公として描いたのもで2007年度マイベスト10のトップに…

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このレビューはネタバレを含みます

東ベルリンと西ベルリンの狭間に生きてきた人たちの映画やドキュメンタリーをいくつかみているので、これも選択肢に入れた。しかしこの映画は東ベルリンから東ドイツの田舎のバルト海が見えるところで生きている(…

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いち麦

いち麦の感想・評価

5.0

直接的な甘い台詞など一切廃し、淡々とした会話と映像による間接的心理描写で滔々と水嵩を増していく物語。全ての要素がラストへと束ねられる構成。苦悩する女の傍ら、やがて自己実現を圧した男の深い深い愛が見…

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