「『愛しています』にはニュアンスなどない。それは説明も、修正も、程度の差も、ためらいも一切を抹消する。この語は常に真実である。この語はその発語行為以外にいかなる指示対象も持っていない。「遂行文」的な…
>>続きを読む夫婦の愛の物語。
あまりにも静かで油断してしまうと寝てしまう。
けれど、物語が進むごとにハネケ監督の胸糞悪さ(切り込みの鋭さ?)が滲み出てくる。
実際、有り得る話だなと思うと目が離せない。
ラスト…
じわじわくる恐怖…下手なホラー映画よりずっと怖かったです。
うっかりすると眠ってしまいそうな(実際少し寝てしまいました。笑)静けさの中で進む物語。
細かい演出が丁寧に積み重ねられていて、それが時間の…
この映画の前ではどんなお涙頂戴の感動作をも喜劇に変えてしまうほどの辛さ。だがそこには人間のもつ尊厳と愛情深さと、そして儚さのすべてが込められている。大人になってからもう一度見たいなと思った、、けどし…
>>続きを読むいい映画が、ここではないどこかへ連れてってくれるものだとしたら、この映画は、職人的スキルで人生の終わりらへんに連れてってくれる。
エマニュエル・リヴァがアルバムをめくるときのセリフなんて今の俺には…