神戸に住む家族の戦前、戦中、そして戦後にかけての生活の移り変わりや人々の気持ちの移ろいを描いた、実話に基づく作品、水谷豊が外国人向け洋服屋を営む思慮深い父親を、伊藤蘭がクリスチャンの母親を、それぞれ…
>>続きを読む妹尾河童の自伝的小説の映画化。
昭和初期の神戸。洋服の仕立て職人の父と、キリスト教徒の母に育てられた肇(はじめ)。
イニシャルのHをセーターに縫いつけられたことでついたあだ名はH(エッチ)。
徐々に…
妹尾河童、自伝的小説の映画化。
降旗康男監督。古沢良太脚本。
劇場公開時は水谷豊・伊藤蘭夫妻の共演で話題になっていたが、
主人公は戦時中、小学生高学年~中学生に成長する少年H。
妹尾肇ことH役を演…
激動の時代にいた人たちを「過度にドラマティックに生きていた」というイメージで包んでしまうことは、戦争への恐れを正しく抱き続けるためにも良くない。
だからこそこういう普通に生きなきゃいけなくて、でも…
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【戦争とは空虚】
相棒とか、観ていないので、
水谷豊って、どんなもんだろうかと思っていたが、
いやはや、何とも、素晴らしい演技を見せつけて頂いた。
ちなみに、伊藤蘭さまも、素晴らしかった。
空…
ガキの時おばあちゃんと劇場に行った思い出作品。おばあちゃんが「少年えっち」と言うもんだから、謎にハラハラ。その他おばあちゃんもスクリーンと話しまくってて集中出来なかった。そんな中でも何かしら感じて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
妹尾河童の自伝的小説。
洋服の仕立て屋を父に持ち、母が編んだセーターには胸に大きなHというイニシャルが編まれていたことからあだ名がHという少年。
特に母が敬虔なクリスチャンで、秩父も職業柄外国人の…