リアリティーに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『リアリティー』に投稿された感想・評価

3.0

第65回カンヌ国際映画祭グランプリ。
マッテオ・ガローネ監督作。

イタリアの鬼才マッテオ・ガローネが『ゴモラ』(2008)の次に撮った異色のドラマ映画で、リアリティー番組のオーディションに参加した…

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フェリーニの『ジンジャーとフレッド』のアップデート版のような趣ありだが、内容はより辛辣で、一部にYoutube時代の到来を予見するような場面も。
バチカンでさえ救えない名誉欲と成り上がり志向の露悪的…

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3.0

ごく平凡な家庭を持つ陽気な魚屋のおっちゃんルチアーノが、出演すれば一攫千金を獲得できるかも知れないTV番組のオーディションを受けてからの偏執と、次第におかしくなって周囲と乖離していく姿を描く。

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3.0
人を笑わせるのが好きで周りに囃し立てられてリアリティ番組のオーディションを受ける。受からなかった事でどんどんおかしくなっていく。
りな
2.5
コメディだしもっと楽しい感じの映画だと思っていたので色んな意味で裏切られました。めちゃくちゃ怖い…人間って思い込んだらこんなにおかしくなっちゃうのかって…。
最後のシーンが綺麗で余計ぞっとしました。

リアリティー番組のオーディション、合否に左右される小市民の寓話。切り返しの代わりに手持ちカメラの長回しで主/客をつなぐショットが誇大妄想と現実の間で不安を抱えて右往左往する気味の悪い間を作る。不安・…

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3.0
神さま!見ているなッ!

「善人」なんて所詮「天国に行きたいだけの人」とでも言わんばかりの宗教との絡ませ方
つまりは「人生」なんて「神さま向けのリアリティショー」に過ぎないのよ
3.0
最初の結婚式のシーンいる?始まりが退屈すぎた。
主人公の思い込み激しすぎて怖いのだが、ちょっと共感できちゃう部分もあったりした。人間が正常かどうかなんて紙一重。
ザン
2.8

ビッグブラザーとはどんな番組コンセプトなのだろう。移動しない「あいのり」的な素人参加番組か。家に出たコオロギさえ、番組の差し金かと勘繰ってしまう、思い込みの激しさが哀れ。動機が不純で急に善人にはなり…

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vivo
3.0

「日常」という名を冠された非日常の世界に憧れたがために、本物の日常に色を見出せなくなってしまうという奇妙な悲劇。でも、ここまで極端じゃなくても、非日常に意識を囚われて日常を十分に味わわず過ごしている…

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