団体行動が苦手で学校でも浮いた存在である14歳の孤独な少年ロレンツォ。
過保護で口うるさい母親から少しでも離れたくて、彼はある日、スキー合宿へと参加すると嘘をつき、いまは離れて暮らす父親の所有する地…
ベルトルッチの遺作。御歳70超えでこんなにも瑞々しく青春を描けることに驚く。開始早々CureのBoys don't cryを流すとかいう卒業制作とかでやりがちなことを堂々とやってのける。なんてかっこ…
>>続きを読む陰鬱ながら思いのほかよかった気がする
デヴィッドボウイの曲を歌うところ
にきびが自然にあるところ、合宿をさぼって隠れ家に籠るところ、性的な関係にしないところ。鬱々とした青春映画。青くて切なかった気が…
少年は裕福な家庭だが特に母との関係がうまくいっておらず、学校のスキー教室に行くと言って、食料を買い込み、自宅のあるマンションの半地下の倉庫にこもる。そこに異母姉が麻薬を抜くために転がり込んでくる。
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ベルトルッチ監督作品鑑賞13本目。
前作『ドリーマーズ』以降、長い闘病生活を送り、9年ぶりに復帰した意欲作はなんと青春映画。
しかし、残念ながら遺作となった。
原作を読んだ瞬間に作品を撮りたい願望…
孤独を愛する少年と、人生をやり直したい少女。デヴィッド・ボウイの音楽に乗せて、苦悩を抱えるジュブナイルの繊細な感情を描く。「アルマジロウォーク」や「壁になる」といった象徴的なワードが用いられるが、抽…
>>続きを読むベルトルッチが当時71歳で車椅子👨🦽に乗りながら撮った遺作とのことで、つい同じく🇮🇹の巨匠ヴィスコンティの遺作『家族の肖像』と重ねてしまう部分がある(※内容は全然違う)。
本作は『暗殺の森』とか…
開始50秒くらいでBoys don't cryが流れて良い!!ってなりました。チョロい。後半のダンスシーンはいろんな映画のダンスシーンの中でもかなり好き。綺麗で哀しい。曲はSpace Oddityの…
>>続きを読む地下室という異質な空間で起こる、自閉傾向の弟と、薬物中毒の異母姉のという異質な2人の間で起こる、絆の構築の話。
設定は異質だがメッセージ性は普遍的。
人は、人との関わりの中で成長する。
1人の時…