画面奥に映り込むマネキン(トルソー?)とマリーネが、切り返しショットで常に似通った構図をとらされているので、これはペトラの彼女への扱いそのものの視点なのかなと思いつつ、映画が進むにつれてペトラこそマ…
>>続きを読む部屋の動線が取れてて、また無駄なものが無くてかっこよかった
相手がどんな構造なのか身に沁みて分かる
同情は簡単、理解は難しい、女の策略なんていらない、ただの小細工
どれもかっこいい女が言う台詞なん…
宇多田ヒカルが「何故人は誰かと別れる時に痛みを感じるのか」という質問に
「もともと痛みがありその人の存在が痛み止めになっていたから」と答えていたそうだけどなるほどなって思った
生きるってほんと苦行…
なんとも不思議な映画だったけど、なんかおもしろかった。
舞台を観ているかのよう。
役者の迫力がすごい。40代後半くらいかなーと思っていたので35歳設定でびっくり。
マレーネがキレて暴れ出したらおもし…
昔のドイツ演劇っぽい、湿っぽくて重々しい雰囲気もありつつ、
禁忌な雰囲気も漂わせる感じ。
先に、フランソワ・オゾンのリメイク版を見て、あまりにイマイチだったので続けてこちらをみたのだけど、こっちの…
カラバッジオの絵みたいな画像にググッと見入る。撮影は後にスコセッシの『グッドフェローズ』やコッポラの『ドラキュラ』まで撮ってる人だった。数人の女優だけの女語りによる濃厚な女話。けど監督ファスビンダー…
>>続きを読む冗長に繰り広げられる身の上話(元夫のこと、娘のこと)
と
暇を潰すかのように優雅に動くカメラと、
的確な照明、、
やや活劇的な身振りや画面構成が見られるけど、演劇的(大きな身振り、若干説明過多な身…