戦争映画にして戦争に向かう軍というある種の社会の恐怖、援軍を送らず下等兵を無駄死にさせる無能な大尉とそれを咎めない大佐。無駄死にした部下たちの復讐を始める。
1956年当時としては米軍は戦争を終わ…
反戦映画の名作でありながら、負傷した状態で戦車と渡り合うジャック・パランスの勇姿にはヒロイズムも感じる。
ただ、この映画で最も突き刺さるのはエディ・アルバート演じる悪徳上官の描き方だ。
教条主義的…
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ジャケから想像する話とは大違い。
無能士官とその下にいる兵についての映画で、戦争ものというよりも組織内部の腐敗の話。
この無能大尉の無能っぷりがすさまじくて、見てるこちらにもストレスかかる。ほんとう…
ロバート・アルドリッチ監督作。
二次大戦のベルギー戦線。ジョー・コスター中尉(ジャック・パランス)は私益優先の上官クーニー大尉によって部下が犬死していることに激怒。復讐を誓ったジョーだったが、クー…
無能な上官が引き起こした地獄の戦場を通して、どんな状況にあっても正義を貫こうとするアルドリッチの愚直で過激な精神に心打たれる名作。
戦争を敵と味方という二元論ではなく、味方の中にいる「敵」を描くこ…
このレビューはネタバレを含みます
てっきりジャック・パランスが復讐を成し遂げてスッキリする映画なのかと思ったら無情すぎて涙。
終始エディ・アルバートにムカつきっぱなしだったけど、クライマックスの場面、床に落ちた拳銃を蹴っ飛ばすので…
過剰と言うかやり過ぎな部分もあるけど
アルドリッチの力量と本気で最後には忘れてた
上官が揃いも揃ってゲス
こういう奴って最後に良い奴になるか
欠片を提示させるかだと思うんだけど
最後までゲス
クー…