相変わらず50年代にとんでもない映画撮る“職人監督”がいたものだ……
リーマーヴィンの絶妙な役どころとか、『戦争のはらわた』のブラント大佐に通ずるものがある。無能な上官より遥かに優秀だが、結局組織と…
戦争映画の傑作、スピルバーグは絶対観てるだろう。無能な指揮官敵より怖いという話。反戦映画かというとちょっと違うがアメリカ軍の内部の暴露したためアメリカ軍の協力を得られなかったらしいけど最後の市街戦は…
>>続きを読む戦争シーンのチャチさが、同時代のキューブリックの「突撃」と比較しても気になる。(軍が一切協力してくれなかったというのもあるが…)
一方でアルドリッチの反骨精神には頭があがらない。現実に立脚した強みが…
戦闘下、無能、卑劣、臆病な上官がいたら、たまったものではない。
実に、正義感溢れるアルドリッチの力作だった。
最後まで上官は狡賢いのでした。
ジャック、パランスの壮絶な死に顔と、上官の穏やかなそれ。…
戦争映画で無能な上官に苦労させられる話は良くあるが、クーニー大尉の臆病さは怒りを通り越して呆れるレベル。
有能で正義感に溢れる中尉らと無能で自己保身に走るその上官らとの対比で現場兵士の辛さを浮き彫り…
【 無能な上司と優秀な部下が対立する話 】
アルドリッチが30代前半に撮った問題作(モノクロ)。
戦場映画というより軍隊批判映画。当時はアメリカで上映禁止の扱いだった程。アルドリッチ節満載の…
「ローマの休日」で人のいいカメラマンを演じていたエディアルバートが部下を見殺しにする臆病で卑劣な上官を演じる。彼に反目するジャックパランスとの確執が物語の主軸だが、後半の状況の追い込み方が凄まじい。…
>>続きを読むA+3.9
戦争の一場面を切り取った人間ドラマ。戦争という異常な状況の中、憎悪、正義、連帯、裏切り、狂気、恐怖、強さ、弱さが激しい殺し合いの中で入り乱れる。弱さが悪なのか、強さが善なのか。戦争の中で…
終戦の日に、白黒戦争映画。
無能なクーニー大尉役エディ・アルバート(『ローマの休日』の友達のカメラマンの人)の表情豊かなクズっぷりに心奪われてしまった。
英雄と悪者?とのそれぞれの結末の様子も面白い…