前作『Hole』製作後に父親を亡くし常にどこか悲しい顔をしていたリー・カンションをみてツァイ・ミンリャンも数年前に亡くなった自身の父親を思い出したのだそう。飛行機で眠るリー・カンションに「シャオカン…
>>続きを読む公開時の2002年に見てから20年ぶりのスクリーン鑑賞は、
蔡明亮監督と李康生Q&A付きとなりとても嬉しかった。
1回目2002年6月8日
公開時に浜松から名古屋へ遠征して名古屋シネマテークで見…
同じ時間を生きたいという想いは満たされず、ただ画面でだけ揃うそれぞれの時間が切ない。
旅行に出る前に時計を買った女、その女が旅立ったパリの時間に合わせるために目に入る時計を片っ端から七時間遅らせ…
このレビューはネタバレを含みます
ツァイミンリャンの亡霊映画。
近代的な時間と死者の時間がバチバチに争う。不審な物音がしたり、掛時計でアキラ100%するトイレの変質者でたり、距離が離れているのになにかが繋がっているような感覚とか・・…