裁きは終りぬの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『裁きは終りぬ』に投稿された感想・評価

yh
4.0
ベルリンとヴェネツィアでW受賞。
本筋の裁判より陪審員各々のドラマが濃すぎる。それぞれの事情が裁判にどう影響与えるのかというのが面白い。

ベルリン国際映画祭とベネチア国際映画祭とふたつの映画祭入賞した映画、安楽死殺人をめぐる法廷劇。フランスも陪審員制のようで七人の陪審員が意見を交わすのだが某映画のように犯人かいなかを論議する映画ではな…

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YAZ
4.3

安楽死裁判のフランス映画観る

薬学研究所所長の女性が愛人で
もある元所長の希望を聞き入れ
安楽死させた裁判と陪審員たち
の物語

監督 アンドレ・カイヤット
国際映画祭で受賞してる名作を観るです

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安楽死と遺産相続と恋愛が絡んだ法廷ドラマ。
果たして陪審員は、被告人のこれまでの人生のすべてを知った上で、数時間で動機を判断して刑を定めているのか。そこから導き出された有罪・無罪とはなんぞや。裁くと…

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法廷ものではあるが、陪審制度への皮肉と批判が主軸。神に代わって市井の人間にサイコロを振らせるのか? 十二人の~に比べ、やや説教臭さはある。
犬
-

友情の前に医学は無力、愛情なら尚更
裁く場所、方法が異なりながらも皆、大小問わず問題を抱えている
許す、裁くってなんだろう、「公平な」裁き、超越的存在が下すべき判断と執行を(そんなものは存在しないの…

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tomoko
4.0
人それぞれ考え方が違うから公平な判断なんてできない。

最後自殺してから後悔するって最低男。

裁きは終わりぬ、つまり裁きは終わった。陪審員について考えさせられる
NEZUMI
3.3
鑑賞記録

「裁きは終わりぬ」
なるほどのタイトル
重みのある作品でした

面白い
安楽死を幇助した女性を裁く裁判を、各陪審員の視点から描く群像劇
人を裁く裁量を持った人間に理性と公平性が求められることを描くのは『十二人の怒れる男』と同じだが、こちらは徹底的にシニカル
最後…

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ベルリン国際映画祭金熊賞
ジェニス国際映画祭金獅子賞

薬学研究所の所長代理であるエルザ・ルンデンシュタイン(クロード・ノリエ)は、所長であり彼女の情人であったヴォードレモンが喉頭癌に苦しむのをみて…

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