裁きは終りぬに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『裁きは終りぬ』に投稿された感想・評価

YAZ
4.3

安楽死裁判のフランス映画観る

薬学研究所所長の女性が愛人で
もある元所長の希望を聞き入れ
安楽死させた裁判と陪審員たち
の物語

監督 アンドレ・カイヤット
国際映画祭で受賞してる名作を観るです

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面白い
安楽死を幇助した女性を裁く裁判を、各陪審員の視点から描く群像劇
人を裁く裁量を持った人間に理性と公平性が求められることを描くのは『十二人の怒れる男』と同じだが、こちらは徹底的にシニカル
最後…

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陪審員を題材にした作品では、
『十二人の怒れる男』(1954)が有名で名作ではあるのですが、
『十二人~』のラストが割とスッキリと終わるのに対して、
こちらの方はモヤモヤが残り、
鑑賞後により深く考…

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Omizu
4.5

【第11回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『眼には眼を』アンドレ・カイヤット監督の法廷劇。ベルリン映画祭金熊賞も受賞しており、三大映画祭での二冠は史上唯一。

優れた作品だった。とにかく隙がない。陪…

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HarryT
4.3

この映画から7年くらいして、12人の怒れる男が作られるんですね。
人は人を裁けないということがよくわかります。でも、何かしなければならない。
ここから70年以上たっているのですね。裁判も、安楽死も、…

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4.3

秀作です。
アメリカのテレビや映画にはやたらと法廷が出て来て、弁護士と検事のやりとりが続く。どうも好きでないのですが、カイヤットの法廷物はいいですねえ。好きです。
人間描写が抜きん出ている。
裁判員…

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似たような経験があり心が震えた。審議で感情を排除するのは無理な話で、結局、その時集められたメンバーによる運だなと恐くなったのを思い出した。
5.0

第1回ベルリン国際映画祭金熊賞&第11回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
アンドレ・カイヤット監督作。

【ストーリー】
薬学研究所に勤める女性エルザは、愛人である研究所長ボードレモンを安楽死させてし…

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tak
4.2

一般の人々に有罪無罪を判断させる陪審員(日本で言う裁判員)制度。法廷ものの映画には、これを民主的な制度だと肯定的に描いたもの(例えば「十二人の怒れる男」)もあれば、その危うさを示して否定的に描いたも…

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4.2

8月23日 DVDで鑑賞
不治の病に侵された恋人を安楽死させ、自殺ほう助に問われた女性の裁判を舞台に、陪審員達の人間模様が秀逸な硬派のヒューマンドラマ。中産階級や農夫など様々な出自の陪審員が各々の価…

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