〜中国映画のすすめ〜
チャン・イーモウのデビュー作にして、ベルリン映画祭の金熊賞受賞作品。
コン・リーのデビュー作でもあり、またチアン・ウェンの代表作のひとつ。
のちの作品にも現れている紅の使…
第38回ベルリン国際映画祭金熊賞。
チャン・イーモウ監督作。
【ストーリー】
1920年代の山東省。18のチアウルは酒屋の主人の元へ嫁ぐ。しかし彼女は強盗から自身を救ってくれたユイと恋に落ちてしま…
祖母の生涯を孫が語るスタイルは『初恋のきた道』の手法だな、でもこちらのほうが辛い。婚礼の輿における“嫁いじめ”から始まり死、血、尿、皮剥がし、そして死。なんだかめちゃくちゃ臭う。紅いコーリャン酒が血…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
名作ということで見てみました。若かりしコン・リーがたくましく、泥臭いのに色気もあって魅力的。鮮やかな赤色が印象的な映画だなあと思ったら、日本軍が残虐行為をしだして、実は中国共産党のプロパガンダ映画だ…
>>続きを読む紅い籠
紅い花嫁
紅い畑
紅い酒
紅い血
紅い太陽
紅い唄
紅いコーリャン_。
造り酒屋に嫁ぐことになったけど、年老いた病気持ちの夫はほどなくして死す。元々家の都合で嫁に出されただけに、これっぽち…
家の生活苦により50歳の病を患う男に売られた九児
間もなく男は死に、遺された酒蔵を継ぐ事に。
彼女に惚れた男と仲間達と共に順風満帆な生活を過ごしていた中、戦火が彼等を襲い…
九児の人生波乱万丈過ぎる…
俺は昔から莫言の赤いコーリャン自体がプロパガンダ小説だ!って思ってた。
寺山修司は幻想リアリズムを「田園に死す」で撮ったけど、チャンイーモウはこう表現するのか、、、
実際元々共産党員だしね。映画も原…